有朋自远方来,不亦乐乎。
こんにちは^^
これは孔子の言葉で”朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや。”と言う意味ですが、この言葉のように遠くから友人が私を訪ねに来てくれたらいつでも家族のように持て成そうと心がけています。そんな家族のような友人が先日私を訪ねに来てくれました。
私は15歳の時、1年間アメリカ、オハイオ州の現地校に留学した経験があります。その当時学校で初めて友達になってくれたのがその友人です。
アメリカ留学当時、私は留学する前からインターナショナル校に通っていたので、自分は英語は得意だ!と自負していました。
でもいざ現地に行ってみるとネイティブスピーカーのスラング混じりの英語に圧倒され、ただただ毎日愛想笑いを浮かべることしかできない孤独な日々が続いていました。
そんな私に、「私日本が大好きなの!」と独学で学んだ日本語で自己紹介をしてくれたのが彼女です。
周りはもちろんアメリカ人だらけで、日本人は学校に私だけという環境の中、言語の壁・文化の違いにすっかり意気消沈の私にとって、彼女の正直上手ではない日本語にどれだけ救われた事たことでしょう。
彼女はまた、「日本には行った事もないけれどずっと日本が好きで、将来は住んでみたい」とよく夢を語ってくれました。
私が日本に帰国した後も私たちの交流は続き、彼女は今年から日本で英語を教える教師になりました!!そうです、彼女は夢を叶えたのです!!!
夢を叶えるための努力や、遠い異国の地で働く事を決意した彼女を心から誇りに思います。
そんな彼女が私にこう言ってくれたのです。
「あなたに出会うまで、私の夢はただの夢でしかなかった。
でもあなたに出会えたおかげで、私は今夢を現実にする事が出来た。
ありがとう。」と。
自分が人に出会った事でその人の人生を大きく変えるきっかけになれたんだ。
なんだか彼女のおかげで、図らずも自分自身も「小さなことでも今の自分に出来る国際親善をしたい」という夢を叶えていたのです。
帰り道の足取りはとても軽やかでした