ミセス・マンダリン・チャイナドレスコンテスト2022 準グランプリ!清穗さんに凖グランプリまでの道のりを取材!

日本在住の日本人と中国語言語者の女性の中から「日本で最もチャイナドレスが似合う女性”ミセス・チャイナドレス・ジャパン”」を選出する、「ミセス・マンダリン・チャイナドレスコンテスト」。今回は8月に行われた「ミセス・マンダリン・ジャパンコンテスト2022」に出場し、準グランプリに輝いた清穗さんにインタビューしました!

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本日はよろしくお願いいたします!
まずは、 簡単なプロフィールを教えていただけますか?

この度Mrs.Mandarin Chinadress contest 2022年で準グランプリを頂きました、清穗(Sugaho)と申します。 

10代からモデル業とヘアメイクを学び、2017年までの10年間香港を中心にアジアマーケットで活動していました。

最近はコロナ禍もあり休業していましたが、私自身肌が荒れやすいため、好きな健康、美容の発信や日本酒を使ったオリジナルブランドの開発などこれから挑戦していければと思っております。

皆様よろしくお願いします。

香港でお仕事をされていたとのことですが、コンテスト参加前から元々中国語を話されていたということでしょうか?

そうですね。香港に10年いたので、英語と広東語はある程度話せるのですが、 学校で言語取得できるタイプではないので普通話は聞き取りが多少。
台湾など中国圏でお仕事する機会もあり、友人もいるので多少分からなくはないですが、広東語と混乱してしまいなかなか話せませんでした...。

父も母も奈良で育ち、あまり関西から出ず、ましてや海外に馴染みがない家庭で育ちました。
母方の祖父と祖母は地方で、祖母に関しては、17歳ごろまで曽祖父の仕事で中国で10年過ごしていたので中国語を話せたのですが、 時代もあり私は香港に行くまでそのことを知りませんでした。

祖母のアイデンティティーや行動力、考え方など、とても尊敬できる「自分」を持っている人で、昔の人だから大家族で大変な時代を生き抜いたからだと思っていたのですが、大変な時代に曽祖父が技術者として異国に移住し、一番成長する時期を中華圏で過ごしたことが祖母の人格を作ったのだと思います。

私には中国の話と簡単な中国語を話してくれたので、スマホが無い時代に中国語を話せないまま単身香港へ行った私の強い励みとなり、諦めずに10年香港で生活し、中華圏で得た事は私の人生の財産となりました。

唯一のやり残しが普通話の取得で、いつか祖母と普通話で話したいと思いながら10年以上経ってしまい、祖母も94歳になり施設に入ってしまったのでその夢は叶わないかもしれませんが、普通話を学びこれから中国マーケットで仕事をする事が私の次の目標です。

清穗さんは、コンテスト参加者が利用することができるオンラインサロン「チャイブラリー」 を利用されていたとのことですが、 実際に中国語(普通話)の勉強はいかがでしたか?

普通話はアプリなども使い勉強し始めた時期だったので、幸い耳は慣れていましたが、やはり発音が広東語と違うので苦戦しました。

ですが 「チャイブラリー」 のシン先生が、初めての方にも教えるスキルを持ってらっしゃるので、すごくわかりやすく一つずつ丁寧に教えてくださいました。
それでも初レッスンではなかなか上手く言えず...

私はカラオケのような感じでひたすら聞いて話す方が良いと思い相談したところ、お手本の録音などをすぐ送ってくださいました。提出期限までなかなか練習できませんでしたが、それを何度もイヤフォンで聞き練習し、お陰様でコンテスト音源提出までには発音できるようになりました。

「チャイブラリー」 を大いに活用してコンテストに挑まれたのですね。
その他どのようなサポートがありましたか?

はい。 私はコンテストまで1ヶ月を切った時期に参加を決めたので、 本当に時間がありませんでした。
一般的なコンテストでは、参加者の事情での個別対応などはないイメージですが、こちらのコンテストは違っていて、「チャイブラリー」 もそうですが運営の方が一人一人 に合わせた対応を相談し対応していただけました。

それらのことがこのコンテストへの信頼に繋がり、また参加する上で関わる方々がコンテストの出身者も多いため、相談しやすいのも魅力です。

コンテストは、これまでたくさん参加したご経験があるのですか?

仕事ではなく一般人として参加するのは初めてでした。
普段は依頼されたキャラクターを演じて、仕事としてショーに出ているので、
正直今回のように自分をアピールする場はすごく苦手でした。

そうだったんですね。
「ミセス マンダリン・チャイナドレスコンテスト」 の雰囲気はいかがでしたか?

戦いの場と言うより、皆で 「ミセスマンダリンを盛り上げようね」 と楽しんでいる感じで、このようなコンテストに出るのは初めてだったので正直不安だったのですが、競う感じやキズギスした感じはなく、運営、参加者が皆話しやすい方々で、チャイナドレスを着てコンテストを楽しむことができ、交流の輪も広がりました。
 
私はもう20年ほどモデルをやっているのですが、 逆に新人に戻ったようでしたね。 

参加する側ではあるけれど、みなさんと一緒にショーを作り上げていくような感じで、 バタバタとハプニングも有りながらも、和気あいあいとできたのが新鮮で、学ぶことが多かったです。

そしてコンテスト後も、参加しやすい形で交流会やイベントがあるというのも魅力だと思います。

みんなで盛り上げようという雰囲気は、 とても楽しそうですね!
清穗さんは素敵な紺色のドレスでコンテストに臨まれていましたが、
チャイナドレスを選ぶ上で意識されたことなどはありますか? 

本来であれば、 中国というと私の中で「赤」というイメージがあるので、赤を選びたかったんです。 

ただ赤は得意な色ではないし、今回はミセスなのであれば赤よりも、 自分のラッキーカラーでもある「ブルー」 が、しっくりきてエレガントな雰囲気やミセスらしさを出す上で、 自分に合っ ていると思い選びました。

ただ普通のサテン紺色というよりも、より自分らしさを出せるような落ち着いた紺に刺繍が入ったマーメイドラインのものを選びました。 
選ぶポイントとしては、自分が好きで、落ち着く色、且つミセスなので、エレガントさが出せるというところでしょうか。 

こう言った、自分を作り上げていく過程も楽しむというのが大事だと思います。 あとは、横スリットではなくマーメイドラインを選んだのは、歩きやすさも考えてのことで す。 歩きやすくてドレッシーに見えるものを選びました。

モデルの経験を活かして、そういったことまで考えてドレスを選んだということですね。

はい。あとは当日足が疲れるのと、裏動線移動などで歩きづらいので、
フラットシューズは持参したほうがいいです (笑)
靴擦れは辛いので...

なるほど!モデルさんの観点でのアドバイス、ありがとうございます。
清穗さんがコンテストで得た経験・体験を活かしてチャレンジ、取り組んでいきたいことがあれば教えてください。

香港では背が低い方でしたし、普段私はCMや広告のお仕事が多かったので、ショーやコンテストに出る機会があまりなかったため、
このコンテストに出て、改めて、ステージでの自分の魅せ方と、特にスピーチの大切さを感じました。 
何よりコンテストに参加したことにより、新しい目標と普通話をもう一度頑張ろうと思えたのが一番大きな事です。

日本に帰国後何かに挑戦したい気持ちはあっても、 「絶対これがやりたい!」 というものは見つからず、コロナ禍もあったので保守的になっていたのですが、
今回このコンテストにて準グランプリを頂けたので、コンテスト後、即中国語も学び始め、12月のミセス・マンダリン・ジャパンコンテストに向け、今準備中です!

私自身、 中国圏から与えていただいたチャンスでアジア圏に進出したことによって得たもの がすごく大きかったので、12月の大会でもう一度賞を取り、2023年は中国と日本の友好大使として、今度は自分が架け橋になり、「もう一度中国を中心に中華圏と活動したい!」という思いが明確になりました。 
新しい目標ができてこれからが楽しみです!

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最後に、コンテスト出場を迷っている方に向けて、メッセージをお願いします!

中国圏は、一人での進出は無謀に近いため、組織としてそれぞれのプロがバックアップしてもらえる「チャイブラリー 」コミュニティシステムがある事はすごく良いと思います。

グランプリを取った人やファイナリストだけでなく、ご縁あり参加した方なら誰でも相談できるのは魅力です。

一般的なコンテストだと、 1位になって世界大会に行き競い世界で選ばれるのが
目標だと思うのですが、この「ミセス・マンダリン」 は違うんです。

今、やっている事を中国発信したい、チャイナドレス着てみたい、
ちょっと中国語を勉強してみたいとか、 中国のイベントに参加したいとか、
どんな人でも参加ができて、 ステージというものを体験できる。

そしてそれを自分次第でいかようにでも今後の活動に活かしていける。 
ただ、活かすか活かさないかは自分次第なので、 「こういう事をやってみたい」 っていうのをどんどん相談していくのがいいと思います。 
ちゃんと聞いてくださるアットホームな運営チームなので!

この様なコンテストはなかなかないと思うので、すごく良いきっかけになると思います。

中国と関わりがなかったとしても、少しでも興味を持ったら是非とも参加し、
一緒に「ミセスマンダリン」を盛り上げましょう!

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清穗さんプロフィール
奈良市出身。日本で活動していたが、兼ねてからの言語取得を兼ね、友人の紹介で単身香港へ。2008-2017年香港をベースにアジアマーケットで活動。元々肌が弱く肌荒れなどに長年悩まされ、帰国後生活習慣が変わり更に身体を壊した事から、食生活と生活習慣などの知識を独学で学びなおし、試行錯誤し改善。40歳前に20代の現役時代よりベストな状態に戻すことに成功。Mrs.Mandarin china dress contest 2022 に参加し準グランプリを取得。

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