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2026.06.21
コラム

【2026年5月版】中国人の日本不動産購入ニーズ最新動向レポート ー 中国SNSデータ分析ー(小紅書RED Note定点観測)

2026年5月の市場変化から見る、中国人の日本不動産購入ニーズ

「来日してから探す」よりも、「来日前に調べて比較する」流れへ。

2026年5月は、中国人が日本不動産を検討するうえで、「来日してすぐ買う」よりも、「事前に調べて比較する」傾向が強まる月だったと考えられます。

中国からの訪日客数は前年同月比で大きく減少しており、現地内見や旅行中の購入相談は限定されやすい状況です。一方で、円安と人民元円の上昇により、人民元を保有する中国人にとって、日本不動産は相対的に検討しやすい価格環境にあります。

さらに、非居住者の不動産取得報告制度や民泊規制の強化傾向により、購入者は価格だけでなく、手続き、管理、運用可否、将来売却まで確認したいニーズが高まっています。

中国SNSを問い合わせ・商談につなげるために

東京マンダリンアワードでは、中国SNSの運用実務を踏まえ、日本の不動産事業者がどのような発信を行えば、問い合わせや商談につながりやすいかについても解説します。

中国人顧客に物件を検討してもらうためには、物件情報を掲載するだけでは十分ではありません。その物件でどのような生活ができるのか、収益物件であればどのような価値を期待できるのかを、写真や動画で分かりやすく伝えることが重要です。

また、投稿からDMでの問い合わせ、オンライン相談、内見、購入検討へとつなげる流れを整えることで、中国SNSを実際の集客や販売に活用しやすくなります。

中国市場向けプロモーションに関するご相談について

自社内でのSNS運用体制構築が難しい場合や、中国本土・中華圏(台湾・香港等)に向けた不動産販売訴求に課題を感じている事業者様に向けて、東京マンダリンアワードでは中国SNS運用に関する各種ご相談を承っています。あわせて、外国人投資家との取引における実務的なz課題や、中国市場に向けたプロモーション開始の適切なタイミングについてのご相談も可能です。

お問い合わせフォームより無料相談をお申し込みいただいた方には、 貴社の事業規模・エリア・物件特性に合わせて、 中国SNS「RED NOTE」を活用した中国人新規顧客獲得の考え方や、 実務上の改善ポイントをミーティング形式でご案内しています。 中国SNS上の実データを踏まえた、現実的な集客導線設計の一助として、 ぜひご活用ください。

中国SNS運用代行に関する無料相談はこちらから

2026年5月の前月比で見る、RED NOTEにおける対日不動産関心の変化

本レポートで用いた主な分析指標

・都道府県別投稿シェア率
・市区町村エリア別投稿シェア率
・駅別投稿シェア率
・価格帯別投稿シェア率
・物件種別投稿シェア率
・間取り別投稿シェア率
・用途別投稿シェア率

東京一極だけではなく、首都圏周辺の「暮らせる物件」へ関心が広がっています。

2026年5月のRED Note不動産投稿データを見ると、中国人ユーザーの関心は、東京中心部の高価格帯だけに限らず、首都圏周辺の実需物件へ広がっています。

東京都は63.3%で引き続き首位を維持しています。一方で、大阪府は13.7%から9.7%へ低下し、埼玉県、神奈川県、千葉県の比率が上昇しました。市区町村では江戸川区、新宿区、豊島区、横浜市、杉並区が上位に入り、駅別では新小岩、西川口、池袋、川口なども目立ちます。

この動きから見えるのは、単なる知名度よりも、生活利便性や価格の現実感が重視され始めているという点です。

価格帯では4,000万〜7,000万円が33.7%で首位となり、1億〜3億円も30.7%と高い水準です。物件種別では一戸建てが45.3%まで伸び、用途別では実需が92.3%を占めました。

つまり、中国人ユーザーは「投資対象」としてだけでなく、「家族で住める日本の住宅」「将来の資産として持ちやすい物件」を具体的に探していると考えられます。

図:都道府県エリア別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:都道府県エリア別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:市区町村エリア別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:市区町村エリア別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:駅別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:駅別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:価格帯別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:価格帯別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:物件別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:物件別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:間取り別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:間取り別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:用途別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)
図:用途別投稿シェア率 月次推移比較(2026年5月 VS 2026年4月)

2026年5月版|RED NOTEで反応を得やすい不動産投稿の共通点

本レポートで用いた主な分析指標

  • 投稿ハッシュタグランキング
  • 検索ワードランキング

2026年5月のRED Note不動産関連データを見ると、中国人ユーザーの関心は「東京で買う」だけではありません。「日本で住む」「日本で借りる」「日本で一戸建てを買う」という方向にも広がっています。

不動産市場関連の投稿ハッシュタグでは、#日本买房 (日本で家を買う)が5.2%で1位となり、#东京生活(東京生活)、#东京买房(東京で家を買う)、#日本生活(日本生活)、#日本房产(日本不動産) も上位を維持しました。検索ワードでも「日本租房(日本の不動産賃貸)」「日本一户建(日本一戸建て)」「日本买房(日本で家を買う)」「东京买房(東京で家を買う)」が上位に入っています。

購入前にまず賃貸や生活環境を調べ、そのうえで戸建てやマンション購入を検討する流れが見られます。

投稿ハッシュタグランキング月次推移比較(2026年5月VS2026年4月)
投稿ハッシュタグランキング月次推移比較(2026年5月VS2026年4月)
RED Note検索ワードランキング月次推移比較(2026年5月VS2026年4月)
RED Note検索ワードランキング月次推移比較(2026年5月VS2026年4月)

2026年5月 RED NOTE不動産投稿 バズ分析

高反応投稿に学ぶ、中国人ユーザーを動かす不動産コンテンツ設計

本投稿が反応を得た理由は、飯田橋・神楽坂、2SLDK、50.88㎡、自習室付き、1.44億円という具体情報が分かりやすく整理されていた点にあります。

動画では室内を歩く形で、窓まわりや収納、明るさなどを見せています。写真だけでは伝わりにくい「暮らしの雰囲気」が分かるため、中国人ユーザーが実際に住む姿を想像しやすい内容になっています。

また、コメント欄では「多少钱?(いくらですか?)」という価格質問がありました。これは単なる閲覧ではなく、購入検討に近い反応が発生していると考えられます。

中国人訪日観光客数の動向(2026年5月実績と前年同月比較)

2026年5月の中国人訪日客数は313,000人となり、2025年5月の790,089人と比べて大きく減少しています。日中関係の影響もあり、訪日旅行や現地内見の機会は一時的に限定されやすい状況です。

一方で、中国人消費者の日本不動産への関心がなくなったわけではありません。RED Note上では、日本の賃貸、戸建て、購入、生活環境に関する検索が続いています。

(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数2026年5月推計値」)

(出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について)

為替環境が中国人の不動産購入判断に与える影響― 2026年5月のドル円・人民元円相場から読み解く ―

2026年5月の為替環境では、ドル円が月初の156円台から月末には159円台へ推移し、人民元円も23円前後から23.5円台まで上昇しました。

中国人購入者にとっては、人民元の購買力が相対的に高まり、円建ての日本不動産を検討しやすい局面だったと考えられます。特に高価格帯マンションや一棟収益物件では、為替差による人民元換算額の違いが大きく、購入判断に影響しやすくなります。

図:2026年5月のドル円・人民元円相場
図:2026年5月のドル円・人民元円相場

編集後記

2026年5月版のRED Note不動産投稿データを見ると、中国人ユーザーの日本不動産への関心は、東京中心部の高価格帯物件だけでなく、首都圏周辺の実需物件へ広がっていることが分かります。

東京都は引き続き高いシェアを維持している一方で、埼玉県、神奈川県、千葉県の投稿比率も上昇しました。江戸川区、新小岩、西川口、川口など、生活利便性と価格の現実感を兼ね備えたエリアへの関心も見られます。

価格帯では4,000万〜7,000万円、1億〜3億円が中心となり、物件種別では一戸建て、間取りでは3LDKが高い割合を占めています。用途別でも実需が9割以上となっており、中国の不動産購入者は「投資対象」としてだけでなく、「家族で暮らせる住宅」「将来の資産として保有できる物件」を具体的に探していると考えられます。

また、訪日客数は前年同月を大きく下回る一方で、RED Note上では日本买房(日本で家を買う)、日本租房(日本の不動産賃貸)、日本一户建(日本一戸建て)などの検索ニーズが継続しています。来日してから物件を探すだけでなく、来日前からSNS上で比較・検討する流れが強まっている点は、宅建業者にとって重要な変化です。

今後は、物件概要を中国語で掲載するだけでなく、駅距離、周辺環境、暮らし方、管理費、購入手続き、賃貸需要、人民元換算価格まで分かりやすく伝えることが大切です。RED Noteや中国語での情報発信を通じて、購入前の不安を減らし、来日、内見、問い合わせにつながる接点を育てていくことが、今後の中国人向け不動産販売において重要になると考えられます。

【お知らせ】

株式会社東京マンダリンアワードでは、中国SNSを活用したインバウンド向けプロモーションを、戦略設計から実行までワンストップで支援しております。

  • 不動産販売専門のRED NOTE法人アカウントの認証サポート
  • RED Noteアルゴリズム × 月次トレンド分析による バズ投稿を生むアカウント運用
  • 中国SNSにおけるレピュテーションリスク対策
  • 翻訳・通訳サービス
  • 動画撮影・編集、UGC制作
  • 文章力・影響力・制作力に優れた KOL/KOCキャスティング(1,000名以上在籍)

これらの取り組みにより、ブランド認知の向上、検索上位表示の強化、購買導線の最適化、さらには売上最大化までを包括的に支援いたします。中国SNS運用や中国市場向けインフルエンサー施策をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

中国SNS運用代行に関する無料相談はこちらから

中国SNS RED(小紅書)
運用のよくある質問

REDは、中国名を小紅書と呼ばれる中国SNSです。

写真や動画を投稿するだけのSNSではなく、ユーザーが商品、サービス、旅行先、店舗、ブランドなどを検索し、口コミや体験談を参考にしながら比較検討するプラットフォームです。

そのため、中国向けマーケティングやインバウンド 中国向けの集客を検討する日本企業にとって、REDは認知拡大だけでなく、問い合わせ、来店、予約、購入につながる重要な接点になり得ます。

特に、中国人ユーザーに自社の商品やサービスを見つけてもらい、比較検討の候補に入るための情報発信チャネルとして活用しやすい点がメリットです。

REDは、ユーザーが事前に情報収集や比較検討を行う商品・サービスと相性が良い傾向があります。

たとえば、観光、宿泊、飲食、美容、医療、不動産、教育、留学、越境EC、メーカー商品、富裕層向けサービスなどです。

写真や動画で魅力を伝えやすく、口コミや体験談が意思決定に影響しやすい分野では、REDを活用した情報発信が有効になりやすいです。

特に、訪日中国人観光客や在日中国人に向けて商品・サービスを訴求したい企業にとって、REDは検討する価値のある中国SNSです。

REDでは、広告配信やインフルエンサー施策は有効な集客手段の一つです。

特に、RED上で影響力のあるKOL・KOCに商品やサービスを紹介してもらうことで、短期間で認知を広げたり、ユーザーの興味を高めたりする効果が期待できます。

一方で、ユーザーは投稿を見たあと、RED内でさらに検索し、他の口コミや公式アカウントの情報を確認してから判断する傾向があります。

そのため、インフルエンサー施策の効果を高めるには、通常投稿、プロフィール設計、検索対策、問い合わせ導線をあわせて整備しておくことが重要です。

KOL・KOCによる拡散力と、自社アカウントによる信頼形成を組み合わせることで、認知拡大から問い合わせ、来店、予約、購入につながりやすくなります。

日本企業でも、条件を満たせばREDの法人アカウントを活用して情報発信を行うことが可能です。

ただし、認証に必要な書類、業種ごとの審査、広告アカウントとの連携、アカウント運用ルールなど、事前に確認すべき点があります。

中国向けに本格的なPRや集客を行う場合は、アカウント開設前に、運用目的、投稿方針、問い合わせ導線を整理しておくことが重要です。

法人アカウントを整備することで、企業としての信頼性を示しながら、投稿、広告配信、問い合わせ対応、データ分析などを行いやすくなります。

RED運用の成果が出るまでの期間は、業種、投稿頻度、コンテンツ内容、広告予算、ターゲット、問い合わせ導線によって異なります。

一般的には、まず3〜6ヶ月程度を目安に、投稿データやユーザー反応を見ながら改善していくことが現実的です。

短期的には、インフルエンサー施策や広告配信によって認知拡大やアクセス増加を狙うことができます。

一方で、問い合わせ、来店、予約、購入につなげるには、アカウント内の投稿蓄積、検索対策、プロフィール整備、問い合わせ対応の改善も重要です。

短期施策と中長期的なアカウント育成を組み合わせることで、RED運用の成果を高めやすくなります。

RED運用を始める前には、まず目的を明確にすることが重要です。

たとえば、ブランド認知を広げたいのか、訪日中国人観光客を集客したいのか、問い合わせを増やしたいのか、商品販売につなげたいのかによって、運用方針は変わります。

そのうえで、ターゲット、投稿テーマ、写真・動画素材、中国語対応体制、広告予算、問い合わせ導線を整理しておく必要があります。

また、インフルエンサー施策を実施する場合も、誰に依頼するかだけでなく、どのような投稿内容にするか、投稿後にユーザーをどこへ誘導するかまで設計しておくことが重要です。

社内に中国語対応、投稿制作、動画編集、広告運用、問い合わせ対応、データ分析の体制がある場合は、自社運用も選択肢になります。

一方で、RED独自のルール、中国人ユーザーの検索行動、投稿表現、広告配信、インフルエンサー施策まで対応するには、一定の専門知識と運用工数が必要です。

社内に十分な体制がない場合は、初期設計や運用代行を外部に依頼し、自社では商品情報の提供や問い合わせ対応に集中する方法も有効です。

特に、中国向けPRを初めて行う企業の場合は、アカウント設計、投稿企画、KOL・KOCキャスティング、問い合わせ導線までまとめて相談することで、運用開始後の失敗を減らしやすくなります。

REDで問い合わせを増やすには、投稿内容だけでなく、ユーザーが行動しやすい導線を設計することが重要です。

具体的には、検索されやすい投稿テーマ、信頼感のあるプロフィール、分かりやすいサービス説明、中国語での問い合わせ対応、コメントやDMへの返信体制などが必要です。

また、インフルエンサー投稿を見たユーザーが自社アカウントを確認するケースもあるため、公式アカウント側の情報整備も重要です。

投稿を見たユーザーが興味を持っても、問い合わせ先や対応体制が整っていない場合、機会損失につながる可能性があります。

REDでは、企業が伝えたい情報だけでなく、ユーザーが知りたい情報を発信することが重要です。

たとえば、商品の特徴、利用シーン、比較ポイント、体験談、注意点、写真映えする場所、予約前に知っておきたい情報などが有効です。

売り込み色の強い投稿よりも、ユーザー目線で役立つ情報を継続的に発信することで、信頼形成や問い合わせにつながりやすくなります。

また、KOL・KOCによる体験投稿やUGC風のコンテンツを組み合わせることで、ユーザーにとってより自然に受け入れられやすい発信になります。

REDアカウント運用、投稿企画、インフルエンサー施策、KOL・KOCキャスティング、動画・画像コンテンツ制作、広告配信、問い合わせ導線設計、中国語対応などについて相談できます。

東京マンダリンアワードでは、貴社の事業内容、ターゲット、商品・サービス特性に合わせて、中国SNS「RED(レッド)」を活用した中国人向け新規顧客獲得の考え方や、具体的なプロモーション施策をご案内しています。

中国SNS運用やREDを活用した中国向けPRをご検討の企業様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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