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2026.05.29
コラム

【2026年4月版】中国SNSデータで読む訪日インバウンド観光・宿泊市場レポート(小紅書RED Note定点観測)― 訪日中国人観光客から選ばれる宿泊業者のための中国SNS実務レポート ―

はじめに

中国SNS「RED NOTE(小紅書)」から見る、訪日中国人の宿泊ニーズの変化
― 高価格帯ホテルと体験型滞在への関心が拡大 ―

2026年4月の中国人訪日客数は、前月から増加したものの、前年同月比では大幅な減少が続いています。訪日市場全体としては厳しい状況にある一方、中国SNS「RED NOTE(小紅書)」上では、日本旅行や宿泊施設に関する情報収集は継続しており、旅行意欲そのものが失われたわけではありません。

投稿データを見ると、東京・京都・大阪といった主要観光都市への関心が引き続き高い一方、富士山、温泉、北海道、沖縄など、日本ならではの景色や非日常体験を楽しめる地域への関心も確認されました。

特に4月は、高価格帯の宿泊施設に関する投稿割合が増加しています。中国人旅行者は、単に安く泊まれる施設を探すのではなく、眺望、温泉、食事、自然体験、写真映え、家族や友人と過ごす時間などを含めて、宿泊先の価値を判断する傾向を強めています。

つまり、現在の訪日中国人市場は、客数の拡大を待つ局面ではなく、旅行目的が明確で、体験価値に納得すれば費用をかける層を獲得する局面に入っています。宿泊・観光事業者には、施設の設備や価格だけでなく、そこでどのような旅を体験できるのかを、中国語圏ユーザーに分かりやすく伝える発信が求められます。

本稿では、2026年4月のRED NOTE投稿データをもとに、中国人旅行者が関心を寄せる地域、宿泊価格帯、施設タイプ、反応を得やすい投稿内容、検索傾向を整理し、今後の集客に活かせる実務上のポイントを読み解きます。

中国SNSを活用して、問い合わせ・予約につなげる方法

東京マンダリンアワードでは、日本の観光・宿泊事業者が中国SNSをどのように活用すれば、問い合わせや予約、実際の来店・宿泊につながるのかを、運用実務の視点から解説します。

重要なのは、施設情報やキャンペーンを掲載するだけで終わらせないことです。宿泊中の過ごし方、周辺観光との組み合わせ、客室・温泉・食事・眺望などの魅力を具体的に見せ、ユーザーが自分の旅行としてイメージできる投稿を作る必要があります。

また、投稿を見たユーザーがDMで質問し、そのまま予約や来店の相談へ進めるよう、問い合わせ対応の流れを整えておくことも重要です。中国SNSは、知ってもらうための発信媒体ではなく、実際の集客や売上につなげるための営業導線として活用することが求められます。

中国市場向けプロモーションに関するご相談について

自社内でのSNS運用体制構築が難しい場合や、中国本土・中華圏(台湾・香港等)に向けた宿泊施設、観光サービス、体験商品の訴求に課題を感じている事業者様に向けて、東京マンダリンアワードでは中国SNS運用に関する各種ご相談を承っています。

あわせて、訪日中国人旅行者向けの投稿企画、RED NOTEアカウント運用、インフルエンサー施策、動画・画像コンテンツ制作、問い合わせ導線の設計、予約・来店につながるプロモーション施策についてもご相談可能です。

お問い合わせフォームより無料相談をお申し込みいただいた方には、貴社の事業規模・エリア・施設特性・ターゲット客層に合わせて、中国SNS「RED NOTE」を活用した中国人旅行者向けの新規顧客獲得の考え方や、実務上の改善ポイントをミーティング形式でご案内しています。

中国SNS上の実データを踏まえた、現実的な集客導線設計の一助として、ぜひご活用ください

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前月比で見る訪日中国人インバウンド需要の変化

本レポートで用いた主な分析指標

・都道府県別投稿シェア率
・市区町村別投稿シェア率
・駅・宿泊拠点別投稿シェア率
・宿泊価格帯別投稿シェア率
・ホテル別投稿シェア率
・宿泊施設種別投稿シェア率

2026年4月の訪日中国人市場で見られた特徴は、訪日客数が前月から増加した一方で、実際に動いているのは、明確な旅行目的や滞在を通じて得られる体験価値を重視する層である点にあります。中国人訪日客数は330,700人となり、3月の291,600人から13.4%増加しました。一方、前年同月比では56.8%減となっており、市場全体が本格的な回復局面に入ったというよりも、旅行の理由を明確に持つ層が動き始めた状況と考えられます。

また、RED NOTEの宿泊関連投稿では、東京都が30.3%、京都府が23.0%、大阪府が13.3%で上位を占めています。市区町村別では京都市東山区と東京・港区が同率1位となり、駅別でも祇園四条駅、富士山・河口湖温泉、内幸町駅が上位に入っています。これにより、訪日中国人観光客は、歴史景観や温泉といった日本らしい体験に加え、都市部での上質な宿泊や滞在環境にも関心を寄せていることがうかがえます。

特に、価格帯別では50,000円以上の投稿シェアが、3月の27.0%から4月は37.7%へ上昇しています。30,000円以上の投稿も合計42.7%から54.0%へ拡大し、宿泊施設別でもホテルの投稿シェアは47.0%から57.0%へ伸びています。帝国ホテル東京、パーク ハイアット、Hoshinoya Fujiなどが上位に入っていることからも、価格の安さだけでなく、ブランド性、眺望、食事、温泉、非日常感を含めた滞在価値が重視されやすくなっていると考えられます。

検索動向でも、日本旅游攻略の検索数は240,170件から378,210件へ大きく増加し、大阪酒店、京都酒店などの検索も伸びています。宿泊・観光事業者が学ぶべき点は、安さや施設情報だけを訴求するのではなく、景色、温泉、食事、アクセス、周辺観光までを一連の旅行体験として伝えることです。特にRED NOTEでは、検索される情報と、保存したくなる滞在イメージを両立して見せることが、比較検討や予約意欲の喚起につながると考えられます。

2026年4月と3月のRED NOTE訪日中国人観光客による宿泊関連投稿の都道府県別シェア率比較。4月は東京都30.3%、京都府23.0%、大阪府13.3%が上位。
中国SNS「RED NOTE(小紅書)」における訪日中国人観光客の宿泊関連投稿では、2026年4月も東京・京都・大阪への関心が高く、主要観光都市への投稿集中が続いています。
2026年4月と3月のRED NOTE宿泊関連投稿における市区町村エリア別シェア率比較。4月は京都市東山区と東京・港区が8.7%で同率1位。
2026年4月と3月の訪日中国人観光客による宿泊関連投稿の駅別シェア率比較。4月は祇園四条駅が6.3%で1位、富士山・河口湖温泉が4.7%で2位。
駅・宿泊拠点別では、祇園四条駅と富士山・河口湖温泉が上位を維持し、京都観光と富士山・温泉体験への需要が継続していることがうかがえます。
2026年4月と3月のRED NOTE宿泊関連投稿における価格帯別シェア率比較。4月は5万円以上が37.7%で首位、3万円以上の合計は54.0%。
2026年4月は、5万円以上の高価格帯宿泊施設に関する投稿が最も多くなり、訪日中国人観光客の関心が価格よりも体験価値や宿泊品質へ向かっている傾向が見られます。
2026年4月と3月のRED NOTE訪日中国人観光客によるホテル別投稿シェア率比較。4月は帝国ホテル東京が3.0%で1位、東京・京都・大阪の高級ホテルが上位。
ホテル別では、帝国ホテル東京をはじめ、東京・京都・大阪のラグジュアリーホテルが上位に入り、ブランド性と上質な宿泊体験への関心が高まっています。
2026年4月と3月のRED NOTE宿泊関連投稿における宿泊施設別シェア率比較。4月はホテルが57.0%で1位となり、3月の47.0%から上昇。
宿泊施設別では、ホテルの投稿シェアが前月より大きく上昇しました。訪日中国人観光客の宿泊検討が、より施設品質や安心感を重視する方向へ移った可能性が示されます。

2. 2026年4月版|RED NOTEで反応を得やすい宿泊施設投稿の共通点

本レポートで用いた主な分析指標

  • 投稿ハッシュタグランキング
  • 検索ワードランキング

2026年4月のRED NOTE宿泊関連投稿で見られた特徴は、訪日中国人観光客の関心が、単なる価格の安さではなく、宿泊を通じて得られる体験価値や、滞在全体の質へ向かっている点にあります。

その象徴的な事例が、星野集团による星野TOMAMUリゾートの投稿です。同投稿では、緑あふれる北海道をテーマに、農場での動物との触れ合い、観光カート、食事、雲海、カフェ、宿泊までを、一連の旅行体験として紹介しています。画面上では、いいね375件、保存196件、コメント17件が確認でき、単に客室や設備を見せるのではなく、滞在中にどのような時間を過ごせるのかを具体的に描く投稿が、保存や旅行検討につながりやすいことがうかがえます。

また、価格帯別では、1泊50,000円以上の投稿シェアが37.7%で首位となり、30,000円以上の投稿は合計54.0%を占めています。3月と比較しても、高価格帯の宿泊施設への投稿集中が強まっており、宿泊施設別でも、ホテルの投稿シェアは3月の47.0%から4月は57.0%へ上昇しています。これにより、訪日中国人観光客は、料金だけでなく、安心感、ブランド性、眺望、食事、温泉、周辺体験までを含めた上質な滞在を重視しやすくなっていると考えられます。

検索動向でも、日本旅行攻略に関する検索数は、3月の240,170件から4月は378,210件へ大きく増加しています。加えて、東京・大阪・京都のホテルに関する検索も上位に入り、旅行先を探す段階から、具体的な宿泊施設を比較・検討する段階へ進むユーザーが一定数存在することがうかがえます。

宿泊事業者が学ぶべき点は、施設名や料金、客室設備を断片的に並べるのではなく、誰と・どの季節に・どのような体験ができる宿なのかを、一連のストーリーとして伝えることです。特にRED NOTEでの発信では、新緑、温泉、朝食、絶景、家族旅行、周辺観光、写真映えする体験などをまとめて見せることで、閲覧者が自分の旅行として想像しやすくなります。検索される情報と、保存したくなる滞在体験を両立して伝えることが、問い合わせや予約意欲の喚起につながると考えられます。

2026年4月と3月のRED NOTE宿泊関連投稿ハッシュタグランキング比較。4月は東京、日本、日本旅行、東京民宿、東京旅行に関するハッシュタグが上位。
投稿ハッシュタグでは、東京や日本旅行に加えて、東京の民宿・ホテルを直接探す語句が上位に入り、具体的な宿泊先を検討する動きが確認されました。
2026年4月と3月のRED NOTE訪日中国人観光客による宿泊関連検索ワードランキング比較。4月は日本旅行攻略の検索数が378,210件で最多。
2026年4月は、日本旅行の計画情報を探す検索が大きく増加しました。東京・大阪・京都のホテル検索も続いており、訪日前の比較検討需要が継続しています。

3. 2026年4月 RED NOTE訪日中国人観光客による宿泊関連 バズ分析 高反応投稿に学ぶ、中国人ユーザーを動かすコンテンツ設計

2026年4月のRED NOTE宿泊関連投稿バズ分析。星野TOMAMUリゾートの投稿事例をもとに、いいね375件、保存196件、コメント17件と反応獲得の要因を整理。
星野TOMAMUリゾートの投稿では、北海道の自然、食事、宿泊、アクティビティを一連の体験として見せることで、中国人旅行者の保存・旅行検討につながる投稿設計が見られました。

(参照:星野集团 来星野TOMAMU度假村,闯进绿色北海道🌿

本投稿が高い反応を得た理由は、宿泊施設そのものではなく、滞在を通じて得られる体験価値を一つの投稿内で明確につなげている点にあります。投稿文では、農場での小動物との触れ合い、山羊とハンモック、観光カート、ミナミナビーチ、ホタルストリートでの食事、さらに朝の雲海テラスや雲Cafeまで、一日の過ごし方を流れるように描いています。これにより、訪日中国人観光客は、単なる宿泊先としてではなく、北海道旅行の魅力をまとめて体験できる滞在先としてTOMAMUを認識しやすくなっています。

また、投稿全体では、緑あふれる北海道という季節感と、家族・友人と過ごす楽しさが強く打ち出されています。特に、避暑、自然体験、美食、絶景といった旅行需要の高い要素を一度に提示している点が巧みであり、閲覧者に ここに行けば旅が完成する という印象を与えています。Tomamu The Tower と RISONARE Tomamu という具体的な宿泊先まで示しているため、憧れだけで終わらず、実際の宿泊検討につながりやすい構成です。

画面上では、いいね375件、保存196件、コメント17件が確認でき、特に保存率の高さからも、単なる閲覧用ではなく、旅行計画時に見返したくなる投稿であったと考えられます。宿泊施設を探しているユーザーに対し、景色、遊び、食事、滞在体験を一括で想起させる内容になっており、比較検討や予約意欲につながり得る関心を集めた投稿といえます。

宿泊事業者が学ぶべき点は、客室や館内設備を断片的に並べるのではなく、誰と・どの季節に・どのような体験ができる宿なのかを、一連のストーリーで伝えることです。特に、訪日中国人観光客向けの発信では、立地や価格だけでなく、自然、食事、アクティビティ、非日常感をまとめて見せることで、保存や旅行検討につながりやすくなります。動画や投稿文の中で旅の流れを疑似体験させることが、宿泊需要の喚起に有効だと考えられます。

 4.訪日中国人旅行者数の推移とその背景要因

2026年4月の中国人訪日観光客数の実績サマリー。訪日客数は330,700人で、2025年4月の約765,500人と比較して前年同月比56.8%減。

2026年4月の訪日中国人旅行市場で大きな減速が続いた理由は、訪日への関心そのものが失われたのではなく、実際の予約や渡航へ進む段階で強い抑制が生じている点にあります。中国人訪日旅行者数は330,700人となり、前年同月の765,189人と比較して56.8%減少しました。1〜4月累計でも前年同期比55.1%減となっており、桜シーズンという訪日需要が高まりやすい時期であっても、客数の回復にはつながりにくい状況が続いています。(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数 2026年4月推計値」

一方で、RED NOTE上の検索動向を見ると、日本旅行への情報収集需要は依然として残っています。「日本旅游攻略」の検索数は、3月の240,170件から4月は378,210件へ大きく増加しており、「大阪酒店」「京都酒店」など、具体的な宿泊先を検討する検索も伸びています。北海道・京都・東京・大阪など、日本ならではの景観、温泉、食事、宿泊体験への関心も確認されており、訪日中国人観光客にとって、日本旅行は依然として検討対象となっていることがうかがえます。

また、実際の渡航に移りにくい背景としては、日中関係の悪化を背景とした日本への渡航自粛の呼びかけに加え、航空券の無料変更・払い戻し対応や、旅行会社側の慎重な姿勢が重なっている点が挙げられます。閲覧者にとっては、日本へ行きたいという関心はあっても、安全面や予約後の不確実性を考慮し、旅行の実行を見送る判断につながりやすい環境になっていると考えられます。(出典:中華人民共和国外交部・中国領事服務網「提醒中国公民近期避免前往日本」)

宿泊・観光事業者が学ぶべき点は、単に観光地や施設の魅力を発信するのではなく、訪日検討層が安心して旅行を決断できる情報まで含めて伝えることです。特に、訪日中国人観光客向けの発信では、安全性、アクセス、キャンセル対応、中国語での案内に加え、宿泊中にどのような景色・食事・温泉・周辺観光を楽しめるのかを、一連の滞在体験として示すことが求められます。関心を保存や比較検討で終わらせず、実際の予約・渡航へつなげるためには、不安を下げながら旅の魅力を具体的に想起させる情報発信が重要となります。

5. 為替環境が中国人の訪日旅行に影響する理由― 4月の円・ドル・人民元相場から読み解く ―

2026年4月のドル円・人民元円相場推移と、中国人の訪日旅行判断への影響を示したグラフ。ドル円は4月29日に160.3389円、人民元円は23.4460円まで上昇。
2026年4月は月後半まで円安基調が続き、中国人旅行者にとって日本での宿泊や体験消費の割安感を支える材料となりました。一方、月末の急変により、価格に敏感な層では慎重な判断も見込まれます。(出典:日本銀行「外国為替市況(日次)」)

2026年4月の為替環境が訪日中国人観光客の旅行判断を支えた理由は、円安により、日本での宿泊や食事、買い物、体験消費に割安感を持ちやすい局面が続いた点にあります。ドル円相場は4月1日の158.60円から、4月29日には160.34円まで円安が進行しました。月末の30日には156.68円まで円高へ振れたものの、月内の大半は159円前後で推移しており、ドル建て資産を持つ旅行者には、日本での滞在価値を感じやすい環境となっていました。

また、人民元円相場も4月1日の23.08円から、4月29日には23.45円まで上昇しています。中国人旅行者にとっても月後半までは、宿泊、食事、温泉、買い物を含む日本滞在の割安感を得やすい状況であったと考えられます。一方、月末には22.95円まで下落し、予約時期や決済時点によって旅行費用の印象が変わりやすい相場でもありました。

宿泊・観光事業者が学ぶべき点は、円安による安さだけでなく、同じ予算でどのような滞在体験が得られるのかを伝えることです。特にRED NOTEでは、客室、温泉、食事、自然体験、周辺観光を一連の流れとして見せることで、割安感を旅行価値として認識してもらいやすくなります。価格だけでなく、滞在を通じた満足感を伝える発信が、保存や旅行検討につながると考えられます。

6. 2026年6月に向けた中国人訪日旅行市場とインバウンド事業者のPR戦略

2026年6月に向けて短期の訪日旅行需要が見込まれる理由は、中国の端午節連休と、日本の初夏ならではの観光体験が重なる点にあります。2026年の端午節は6月19日から21日までの3連休となるため、東京・大阪・京都の都市観光に加え、富士山、温泉、北海道の避暑体験など、日本らしい魅力を楽しめる旅行への関心が高まりやすくなっています。

一方で、直近の2026年4月の中国人訪日客数は330,700人となり、前年同月比56.8%減、1〜4月累計でも前年同期比55.1%減となっています。訪日への関心は残っているものの、中国政府による日本への渡航注意喚起や航空便の減便が重なり、実際の予約や渡航には移りにくい状況が続いています。旅行者にとっては、安心して決断できる情報まで確認できるかが重要になっていると考えられます。

宿泊・観光事業者が学ぶべき点は、季節の魅力を紹介するだけでなく、短期旅行でどのような時間を過ごせるのかを、一連のストーリーで伝えることです。特にRED NOTEでは、アクセス、キャンセル対応、中国語サポートに加え、景色、宿泊、食事、体験を旅程として見せることで、保存や問い合わせにつながりやすくなります。

7. 編集後記

2026年4月のRED NOTE宿泊関連投稿から見える特徴は、訪日中国人観光客の関心が、東京・京都・大阪といった主要都市に集まりながらも、景観や温泉、リゾート滞在を通じて得られる体験価値の高いエリアへ広がっている点にあります。都道府県別では、東京都が30.3%、京都府が23.0%、大阪府が13.3%で上位を占めました。市区町村別では京都市東山区、東京・港区、大阪市中央区が目立ち、駅別でも祇園四条駅、富士山・河口湖温泉、内幸町駅が上位に入っています。これにより、訪日中国人観光客は、都市観光だけでなく、日本らしい景色や温泉を楽しめる滞在先にも関心を寄せていることがうかがえます。

また、価格帯別では50,000円以上の投稿が37.7%で首位となり、30,000円以上の投稿は合計54.0%を占めています。宿泊施設別でもホテルが57.0%と高く、帝国ホテル東京、パーク ハイアット京都、Hoshinoya Fuji、Waldorf Astoria Osakaなど、ブランド性や非日常感を備えた施設が上位に入っています。一方で、民宿も25.0%を占めており、高価格帯ホテルだけでなく、その土地ならではの過ごし方を感じられる滞在にも需要が残っていると考えられます。

投稿ハッシュタグでは、東京、日本、日本旅行、東京民宿、東京旅行に関連する語句が上位に入り、検索ワードでも、日本旅行攻略に相当する検索数は378,210件まで増加しています。さらに、東京・大阪・京都のホテルや東京の民宿に関する検索も確認されており、訪日中国人観光客が、旅行先の情報収集から具体的な宿泊先の比較検討へ進んでいることがうかがえます。一方、2026年4月の中国人訪日客数は330,700人、前年同月比56.8%減となっており、関心は高まっていても、実際の渡航判断には慎重さが残る状況となっています。

宿泊・観光事業者が学ぶべき点は、施設の立地や料金、設備だけを断片的に伝えるのではなく、そこで誰と・どの季節に・どのような体験ができるのかを、一連のストーリーとして見せることです。特にRED NOTEでの発信では、景色、食事、温泉、周辺観光、家族や友人との過ごし方までをまとめて提示することで、閲覧者が自分の旅行として想像しやすくなります。検索される情報と、保存したくなる滞在体験を両立して伝えることが、問い合わせや予約意欲の喚起につながると考えられます。

【お知らせ】

※東京マンダリンアワードでは、中国SNSを活用したインバウンド向けプロモーションをワンストップで支援しております。

主な支援内容
・宿泊業関連専門のRED NOTE法人アカウント認証サポート
・RED NOTEアルゴリズム×月次トレンド分析による、バズ投稿を生むアカウント運用
・中国SNSにおけるレピュテーションリスク対策
・翻訳・通訳サービス
・動画撮影・編集、UGC制作
・文章力・影響力・制作力に優れたKOL/KOCキャスティング 1,000名以上在籍

これらのサービスを通じて、ブランド認知向上、検索上位表示、購買導線強化、売上最大化までを包括的に支援いたします。

中国SNS運用、ならびに中国市場向けインフルエンサーキャスティングに関するご相談・お問い合わせは、下記までお気軽にご連絡ください。

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中国SNS RED(小紅書)
運用のよくある質問

REDは、中国名を小紅書と呼ばれる中国SNSです。

写真や動画を投稿するだけのSNSではなく、ユーザーが商品、サービス、旅行先、店舗、ブランドなどを検索し、口コミや体験談を参考にしながら比較検討するプラットフォームです。

そのため、中国向けマーケティングやインバウンド 中国向けの集客を検討する日本企業にとって、REDは認知拡大だけでなく、問い合わせ、来店、予約、購入につながる重要な接点になり得ます。

特に、中国人ユーザーに自社の商品やサービスを見つけてもらい、比較検討の候補に入るための情報発信チャネルとして活用しやすい点がメリットです。

REDは、ユーザーが事前に情報収集や比較検討を行う商品・サービスと相性が良い傾向があります。

たとえば、観光、宿泊、飲食、美容、医療、不動産、教育、留学、越境EC、メーカー商品、富裕層向けサービスなどです。

写真や動画で魅力を伝えやすく、口コミや体験談が意思決定に影響しやすい分野では、REDを活用した情報発信が有効になりやすいです。

特に、訪日中国人観光客や在日中国人に向けて商品・サービスを訴求したい企業にとって、REDは検討する価値のある中国SNSです。

REDでは、広告配信やインフルエンサー施策は有効な集客手段の一つです。

特に、RED上で影響力のあるKOL・KOCに商品やサービスを紹介してもらうことで、短期間で認知を広げたり、ユーザーの興味を高めたりする効果が期待できます。

一方で、ユーザーは投稿を見たあと、RED内でさらに検索し、他の口コミや公式アカウントの情報を確認してから判断する傾向があります。

そのため、インフルエンサー施策の効果を高めるには、通常投稿、プロフィール設計、検索対策、問い合わせ導線をあわせて整備しておくことが重要です。

KOL・KOCによる拡散力と、自社アカウントによる信頼形成を組み合わせることで、認知拡大から問い合わせ、来店、予約、購入につながりやすくなります。

日本企業でも、条件を満たせばREDの法人アカウントを活用して情報発信を行うことが可能です。

ただし、認証に必要な書類、業種ごとの審査、広告アカウントとの連携、アカウント運用ルールなど、事前に確認すべき点があります。

中国向けに本格的なPRや集客を行う場合は、アカウント開設前に、運用目的、投稿方針、問い合わせ導線を整理しておくことが重要です。

法人アカウントを整備することで、企業としての信頼性を示しながら、投稿、広告配信、問い合わせ対応、データ分析などを行いやすくなります。

RED運用の成果が出るまでの期間は、業種、投稿頻度、コンテンツ内容、広告予算、ターゲット、問い合わせ導線によって異なります。

一般的には、まず3〜6ヶ月程度を目安に、投稿データやユーザー反応を見ながら改善していくことが現実的です。

短期的には、インフルエンサー施策や広告配信によって認知拡大やアクセス増加を狙うことができます。

一方で、問い合わせ、来店、予約、購入につなげるには、アカウント内の投稿蓄積、検索対策、プロフィール整備、問い合わせ対応の改善も重要です。

短期施策と中長期的なアカウント育成を組み合わせることで、RED運用の成果を高めやすくなります。

RED運用を始める前には、まず目的を明確にすることが重要です。

たとえば、ブランド認知を広げたいのか、訪日中国人観光客を集客したいのか、問い合わせを増やしたいのか、商品販売につなげたいのかによって、運用方針は変わります。

そのうえで、ターゲット、投稿テーマ、写真・動画素材、中国語対応体制、広告予算、問い合わせ導線を整理しておく必要があります。

また、インフルエンサー施策を実施する場合も、誰に依頼するかだけでなく、どのような投稿内容にするか、投稿後にユーザーをどこへ誘導するかまで設計しておくことが重要です。

社内に中国語対応、投稿制作、動画編集、広告運用、問い合わせ対応、データ分析の体制がある場合は、自社運用も選択肢になります。

一方で、RED独自のルール、中国人ユーザーの検索行動、投稿表現、広告配信、インフルエンサー施策まで対応するには、一定の専門知識と運用工数が必要です。

社内に十分な体制がない場合は、初期設計や運用代行を外部に依頼し、自社では商品情報の提供や問い合わせ対応に集中する方法も有効です。

特に、中国向けPRを初めて行う企業の場合は、アカウント設計、投稿企画、KOL・KOCキャスティング、問い合わせ導線までまとめて相談することで、運用開始後の失敗を減らしやすくなります。

REDで問い合わせを増やすには、投稿内容だけでなく、ユーザーが行動しやすい導線を設計することが重要です。

具体的には、検索されやすい投稿テーマ、信頼感のあるプロフィール、分かりやすいサービス説明、中国語での問い合わせ対応、コメントやDMへの返信体制などが必要です。

また、インフルエンサー投稿を見たユーザーが自社アカウントを確認するケースもあるため、公式アカウント側の情報整備も重要です。

投稿を見たユーザーが興味を持っても、問い合わせ先や対応体制が整っていない場合、機会損失につながる可能性があります。

REDでは、企業が伝えたい情報だけでなく、ユーザーが知りたい情報を発信することが重要です。

たとえば、商品の特徴、利用シーン、比較ポイント、体験談、注意点、写真映えする場所、予約前に知っておきたい情報などが有効です。

売り込み色の強い投稿よりも、ユーザー目線で役立つ情報を継続的に発信することで、信頼形成や問い合わせにつながりやすくなります。

また、KOL・KOCによる体験投稿やUGC風のコンテンツを組み合わせることで、ユーザーにとってより自然に受け入れられやすい発信になります。

REDアカウント運用、投稿企画、インフルエンサー施策、KOL・KOCキャスティング、動画・画像コンテンツ制作、広告配信、問い合わせ導線設計、中国語対応などについて相談できます。

東京マンダリンアワードでは、貴社の事業内容、ターゲット、商品・サービス特性に合わせて、中国SNS「RED(レッド)」を活用した中国人向け新規顧客獲得の考え方や、具体的なプロモーション施策をご案内しています。

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